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バイバイフェブラリィ

今度こそ、ほんとうに二月も行ってしまう。

来年にならないともう二月には会えないんだよ。

悲しい。

さみしい。

だけど仕方ない。

もっと先にはなにがあるか見たい。

来年の。

再来年の。

そのまた先の。

百年後の。

千年後の。

せめて心だけは、なんて思ったってそんなのやっぱり綺麗事だ。

明日のことだって分からないのに、そのことに僕は、僕達はこんなにも不安になる。


ただ、不安っていうのはわくわくする気持ちと裏表で。

独立した不安っていうものがあるわけじゃない。

もしそうなら、僕達はただ不安に押し潰されるだけだと思うし、

きっとこの世界にアートなんか生まれなかった。

でもとりあえずなんとか今この世界にはアートが生まれていて、

それは誰でもその気になればなんとか手に届くところにある。

それは、すごく幸せなことなんだと思う。


小さな頃の僕達はまだそういうことを分からないでいるけれど、

どこかでカチッと心のスイッチが入る。

ずっとこれをやっていたいっていうものと出会う。

もしかしたら、ずっと歳をとってからかもしれないけれど、

それでもいいのだと僕は知る。

よくないのは、そういうものにまだ出会っていない人にお説教すること。

いっしょうけんめいな人をばかにすること。

きっとそういうことは、まわりまわって自分にかえってくると僕は思ってる。

そう思わないと説明のつかないことが、今までの僕の生には多過ぎる。

だからへらへら、いつだって笑っていたいよ。


今日あったかかったね。

明日もっとあったかいって。

ばかみたい。

 

 

 


Lucy | stories | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) |

初めてのベートーヴェン

昨日、Amazon経由の航空便でイギリスから、ベートヴェンの弦楽四重奏曲全集のCDが届いた。

CD七枚組で1,639円という爆安さだった。中古なんだけどそれでもものすごい値段…。

昨日届くまでに、注文からざっと二週間くらいかかってる。

ベートーヴェンのCDを買うのがそもそもこれが初めてで、

とても楽しみにしていたんだ。

今日はもう、ずっとこれを聴くことにする。

とは言え、ずっと聴いているとアタマがもっていかれるので、

ほどほどに休憩と他の人の音楽も入れながら。

だって僕は別にベートヴェンの熱心なファンではなくて、音楽全般のファンなんです。

自分で納得のいく曲を作りたいだけなんです。

今回取り寄せたベートヴェンは、「大東京ビンボー生活マニュアル」を読みながら聴く。


…合うな。

食べ合わせじゃないけど、ご飯とお味噌汁みたいな?、

おさしみとおしょうゆみたいな?、

まあそれは言い過ぎとしても、じっと座って聴いてるだけじゃ疲れちゃうからね。

あと外を歩きながら聴いていると、景色が流れていくのに合わせて音楽も流れていくみたいで気持ちいい。

でもそれは、ほんとうに音楽を味わったことになるのか、ちょっとだけ疑問。

そもそも、ほんとうって何って疑問。


多分だけど、音楽は聴く歓びよりも作る歓びや演奏する歓びの方がずっと大きいよ。

多分ね。

僕はまだ全然そこまでいってないけど、

音楽を作る自分でよかったと思うし、救われていると思う。

だからまだ先へ行ける。行かないといけない。

きっと、たくさんさよならをしなくちゃいけないと思うけど、きっと耐えられる。

美しいことと悲しいことを、両方分かる人になりたい。

とりあえず、眼の前のことからひとつずつ。


手始めに今日は家賃を振り込みに行かなくては。

 

 

 


Lucy | essay | 02:43 | comments(0) | trackbacks(0) |

素朴なシステム

前回書いた、ロフトに置いてある音源にMIDI鍵盤とちっちゃなスピーカーをつないだら、

…音が、出た!!

すごいなあ。

もう十年近くもものすごい劣悪な環境に置きっぱなしだったのに、

単純なハードウェアはなんだかんだでじょうぶなんだね。

ソフトウェアも人間も、どんどんアップデートを繰り返さないといけない世の中なのに、

ロフトに埋まるその音源たちは、ずっと時間を止めたままだよ。

こういう単純な機械のいいところは、スイッチを一コ入れればすぐに音が出るところでもある。

今の僕の制作環境で、ソフトシンセの音を出そうと思ったら、

MacとDAWは立ち上げないと話にならない。

ハードシンセの音を出そうと思っても同じこと。

むしろアナログミキサーをかませている分複雑かも。

直接ヘッドフォンから音を出すなら、ハードシンセの電源入れるだけでいいかもだけど、

やっぱりスピーカーから聴きたい時もあるしね。

音源とスピーカーだけの単純なシステムって、今すぐ音を出したい時につよいなあって思う。

たとえばいいアイディアが浮かんで、それをすぐに音にしたい時に。

(今の僕はiPhoneのボイスメモに鼻歌で録っちゃうけどね。)


機械だって(機械だからか)こんなにがんばってるんだから、

僕もちょっとは見習わないとです。


ただいくらつよいと言っても、真夏になれば40℃はいくであろうロフトに、

精密機械を置いておくのはいいとは絶対に言えない。

大事なものは特に!!

いろんなデータやアプリケーションの入っているCDやDVDはもとより、

パソコン関係の部品やOSのインストールディスク、メモリ、などなど、書き出すとキリがない。

百歩千歩一万歩ゆずって置いておけると言えるのは、

旧い、だけど大事な本、雑誌類とか、

変質しにくい無機物の類い(木や石や、そういったもの。僕は積み木を置いていた。)とか、だろうか。

たまったサンレコは付属のDVDとかを別に移して、全部ロフトに上げていいかも。


あと残ってるデッドスペースは、昔のMacを置いてあるデスクの横と、

台所と玄関、それからお風呂場。

フロンティアはまだまだ広がっている。



前回書いた皮膚科に行くという話、行きたいお医者さんがちょっと臨時休診してしまっていたので、

仕方なく速攻でAmazonに薬用ハンドクリームを注文。

早く来るといいな。

手先のガサガサはそろそろ限界な感じだよ。

なんかもうガサガサを通り越してぴりぴりするよ…。

 

 

 


Lucy | essay | 17:04 | comments(0) | trackbacks(0) |

like the Greengables!!

ここ最近の大掃除の努力と苦労と苦闘の果てに、

やっとうちのロフトに僕ひとりがゆったりできるくらいの、ささやかな空間が生まれた。

ただし、使うのは春と秋限定。

夏はものすごく暑く、いや熱くなるし、冬は暖房もっていけないので。

当面の使用用途は、雑誌鑑賞と音楽制作。

旧いオリーブとか、川本真琴ちゃんが載ってる昔のconnectとか、装苑とか、

がんばれエストスクールカレンダーとか、ある。

あと、これももう旧いものだけど、MIDI鍵盤と音源もある。

だから、音を弾いて聞くだけならできるので、作曲作業もできちゃいそう。

もっとも、そういう機材がまともに動いてくれればの話だけど。


なんだか、ひと部屋ふっと新しくできたみたいで不思議な感じ。

でもはしごから落っこちたら怪我どころでは済まないので、絶対眠い時には昇らない。


これからの季節、さっそく使おう、とか思ってたんだけど、

カレンダーではまだ二月なんだよね。

とっくに三月半ばくらいだと勝手に思ってたよ。

それでも僕の中の個人的な暦ではもう春の筈なんだけど。

まだまだ夜はめっちゃさむいね。


だから、衣替えもまだ。

まあ普通そうだよね。

でもなんてゆうか、冬服と夏服の間に中間服が制服である学校ってかわいい感じがしていい。

なので僕もいきなり夏服にはならず、絶対春服を着る所存。

分厚い上着は一枚だけ残して、あとはもうしまってもいいかな。

足元だけちゃんとしたくつした履いていれば、なんとか底冷えまではしなくて済みそう。

かかとの角質をケアするクリームを取り寄せたので、

最近厚いくつしたで過ごしているんだけど、でもまだまだかかとはやわらかくはならないんだけど、

足元から冷えたりはしませんよ。


しかし、水拭き乾拭きしまくったので手がガサガサに。

かといってかかと用のクリームを手に塗りたくるのはさすがに抵抗があり…、

おとなしく手荒れ用のクリームも買います。

でも結構血がにじむくらいにあかぎれが走ったりしてるんだけど、

そういうところにはクリーム塗らない方がいいよね。ちゃんと皮膚科行って薬出してもらった方がね…。

いろいろ面倒だけど、指先の感覚がおかしくなる方がずっと困るので、

皮膚科行きます。できるだけ早く。

いっそできれば今日にでも!!

 

 

 


Lucy | days | 02:37 | comments(0) | trackbacks(0) |

don't be the such teacher.

綺麗なだけじゃだめなんだ。

綺麗なだけじゃあっという間に流されて終わっちゃうんだよ。

いろんな人に利用されるだけ利用されて、用が終わったらぽいだよ。

綺麗になること、それ自体もものすごく大事ではあるけれど、

他人に流されないためには、どこかに毒だとか凄みだとかがあった方が、絶対にいい。

歌も、人も、生き方も。

それが可愛いっていうことだよ。

性別も年齢も関係ない。(見た目はちょっと関係ある。)


かといって、そんな毒や凄みは簡単に手に入るものじゃなくて、

言ってみれば今までに生きてきた中で、受けた傷、つらかったこと、わけもなくイライラすること、

そんなものを総動員してできあがるささやかなものだと思う。

だから、大事にしなくちゃだめなんだ。

可愛いは、そう簡単には手に入らないと思う。

今僕が可愛いって思える人は、みんなそういうことをがんばってきた人だと、個人的には思ってる。


僕はどうかな、って振り返ってみる。

これでも結構がんばってきたんだけどな。

経験値はあるけど、知識とか応用力とかが足りない感じ。

それが自分だって思ってみても、やっぱり僕はそれじゃ嫌なんだ。

愛してくれてありがとう。

だけど、それだけじゃ僕は嫌なんだ。



あなたは、どうかあなた自身を台無しにしないでね。

あなたの大事な誰かが悲しむから。

なにより、あなた自身が悲しむことになるから。

それはもう、取り返しのつかないことになってしまうから。


あなたは苦いコーヒーだってがまんして飲み干せるようになるかもしれないけれど、

苦いコーヒーのことなんか、無理して愛さなくてもいいんだよ。

もう昔のことなんか、忘れちゃった?

最低。

 

 

 


Lucy | stories | 17:01 | comments(0) | trackbacks(0) |

マスターピース

夜中、エル・スールを最後まで観終わる。

ああ、終わっちゃった。っていう、安堵とも落胆とも似た気持ち。

こんな気持ちになれる映画はそうそうない。

すごく、いい映画。

でもだからって、僕は映画監督になろうとか、映画にかかわる仕事がしたいとか、

一度も思ったことないな。

映画より演劇にいっちゃったからかな。

でも、映画自体、あんまり観ない。(昔は観た。)

一年に二本も行けばいい方だと思う。観たい映画がたまたま重なったりしたらその限りではないけれど。


んんー。

映画の持つ、ライヴ感が嫌なのかなあ

たとえばニューシネマ・パラダイスを観れば、映画はライヴだということが分かるよね。

今はそんな時代ではないかもだし、

まあ、演劇はもっとライヴなわけだけど、

もしかしたら、僕は脚本書きたかっただけなのかな。

あと、正直なところ本番より稽古が好きだった。

ほんとに本番に弱いよね、って、友達からもよく言われてた。スミマセン。


なので、音楽に関しても再現の可能性が大きいところが好きです。

ライヴよりも、せっせと歌作って録音したいです。

前にもちょっと書いたけど、

一度デジタルデータにしてしまえさえすれば、

その歌は僕よりずっと先まで生き残ってくれそうなところが好きです。

こんな風に文章書くのも、今を記録しておきたいが故です。なんてゆうの、記録欲?、そんなもの。

ほんとは、ただ記録した気持ちになってるだけなのに、可笑しいね。


エヴァQ、早くDVD発売しないかなー。(発売の発表はもうされましたね。)

これはもう、買っちゃってもいいレベルで欲しい。それは映画館では観てないが故に。

部屋において、何度も観たくなるような感じに好きになれるといいな。

 

 

 


Lucy | essay | 02:31 | comments(0) | trackbacks(0) |

music never ends.

午前中、ひたすら部屋の掃除。

雑誌を分別してしばり、掃除機をかけ、時に思いもよらないたからものとの出会いににまにまする。

でもがんばりすぎて腰が痛い。

(こう書くとたった三行で終わってしまうが、なかなかどうして大変だったんですよ。)


BGMにはしつこいようだが、

先日手に入れたバスク地方の民俗音楽のCD。

スイスっぽいとかフランスっぽいとか最初は思ってたけど、

よく聴き込むと、当たり前なんだろうけどちょっと違う。

陽気な曲も、ほんのちょっとだけなんだけど物悲しさがただよう。

ただ聴き流すだけじゃ、きっと気がつかなかったと思うくらいのレベルで。

この辺のことを解き明かすには、ほんとにバスクに行くしかないような気がしてくる。

かなり本気でそう思い始めてる。

だけど、ただ行くだけじゃきっとだめだよね。

できればバスク地方に誰か友人でも住んでいてくれればいちばんいいんだけど…。


そう、「エル・スール」のDVDも早く最後まで観ねば…。

最近、集中して映画を一気に最後まで観るのが困難、というか苦痛になりつつある。

深夜アニメの30分弱がやっとの感じ。

だから映画館に行くのは尻込みしちゃうし、

結局エヴァQもゴティックメードも、行きそびれた。

他の映画なら何をか況やって感じだ。

ただ、エル・スールの場合は素晴らし過ぎて一気に観るのがもったいなくもあるのだけど…。

少しでも長く、その映画の空気にひたっていたい、そういうこともあります。

あっ、音楽に関しても、そんな風に思える音楽に出会えることがあって、

そんな時、すごく幸せな気持ちになります。


同じくらい、がんばれ自分、と思うことしきりですが。


僕は、絵は全然描かないから、

逆に美しい絵画の前では敬虔な気持ちになれる。

大した知識もないままに、

今までみてきた中でいちばんそんな敬虔な気持ちになれたと感じた絵は、

クレーの「ルツェルン近郊の公園」という絵です。

分かる人が聞いたら、きっと元ネタわかっちゃうと思う。

だから内緒にしてください。

 

 

 


Lucy | days | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

いよいよ。

そして爆音Perfume.

鳴り響く音は確かによくはなかったけど、そういうおっきな音もPerfumeには合う。

それはライヴハウスの神経質なPAさんだったら、

怒り出してもおかしくないレベルの音だったかもしれない。

ほんとうに耳がおかしくなりそうで、僕は二時間半でダウン。

(本来なら四時間ぶっ通しでやっている、らしいぞ。あほかー。)

ただ、そんな風にクラブで鳴る、ということが前提の音楽ってあるんだろうね。

Perfumeがそれだけで終わる音楽だとは思わないけど。


そしてやはりなによりも、

そのダンスを知らないとPerfumeのほんとうの魅力の意味は分からないのだと知る。

Perfumeのダンスができるということは、

大げさに言うならば、コミュニケーション手段がひとつ増えることと同義だったよ。

いや、多分そうなんだろうなとは思っていたんだけど、思い知った感じ。

踊ってる人みんな、完全コピーじゃん

きっとDVD観まくって個人練習と全体練習重ねてるよ…。

そしてフロアのあっちこっちでトライアングルができては消え、消えてはできていた。

それは、とても奇妙で、でもあったかい感じがした。

もちろん正確に言うならそれぞれ上手い下手はあるだろうけど、

みんながみんな、Perfumeをどんなに自分は好きかを伝えようとして、

ダンスをコピーしているように僕には思えた。

そしてそれは、とてもすごいことだと思ったんだ。



だけどひとつだけ心残りが。

上に書いたように、僕が二時間半でダウンしてしまったため、

同行してくれた友人を巻き添えにしてしまったこと…!!

Kさんごめんなさい!!!

それでもこころよくこういうイベントに付き合ってくださり、ありがとうございました。

多分、ひとりじゃ絶対行けない。

それは、Kさんも同じこと言ってましたね。

次の機会には、またゆっくり時間をとって遊びましょう。

 

 

 


Lucy | days | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
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