2022.07.14 Thursday
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コウカノオト オフィシャルブログ
2012.05.31 Thursday
5月も終わり。
苦手な梅雨の季節がもうすぐ来るけど、
つらいけどつらくないって、強がりを言えるくらいだといい。
そして身を焦がす夏にはひっそり隠れて、秋が来るのをじっと待とう。
きっと、夜型生活でよかったって思えるよ。
チョコレエト齧ったら、今日のディナーはおしまい。
僕は他人にどう見られるかより、自分にどう見えるかの方が大事だから。
だけど心はいつも貴族のように、君の傷口を守るためにあればいいな。
儚さよりもずっと脆く、尊さよりもずっと強く、
君と僕の間には、夢をあきらめるための何もかもがある気がするよ。
でも夢と言うより、夢に似た何かをあきらめられないから、僕達はつらくなるんだと思う。
夢なら嘘は吐いても汚れないけど、
嘘に嘘を重ねていくのはつらい、っていうような。こんな言い方で伝わるかなあああ。
僕にとって音楽なんかあきらめないのが当然だけど、
たくさんの人に聴いてもらえない現状には眼を背けたがる、って、言っちゃったよ!
あんまりね、ネットに上げた音源の試聴率とか、SNSに登録した反応とか、よくなくて、へこむ。
それでも僕は僕の音楽を大好きだし、だからって改良する余地なんかありまくりだし、
満足なんかいつできるのかな。
逆に、満足なんかしたら終わりなのかもしれないな。
◆
昨日は、フリクル×残響塾の交流会が渋谷であったんだけど、
体調不良で行けなかった。悔しい。
実際、その交流会があった時間は思いっきり寝込んでいたんだけど…。
だから無理して行って、主催者さんに迷惑をかけたりしないで済んでよかったとも言えるんだけど…。
それでもね。
今はひとりでも多くの音もだちが欲しいんだ。
多分それは、ネット上の出会いじゃ薄くてもの足りない。
僕だってコミュニケーション力がたくさんある方じゃないけれど、
それでも自分のありったけを注ぎ込んで、誰かと話したくはなるんだよ。
それはきっと、人の本能みたいなものじゃないかって、思う。
それが言い過ぎだとしたら、人の宿命みたいなものじゃないかって、思う。
2012.05.31 Thursday
ていねいにお茶を淹れながら、
そのお茶を飲んでもらいたい誰かのことを考える。
僕はもうココロで笑えなくなってずいぶん長い時間が経ったような気がするけれど、
きっと君はそんなこと気にしてない。
お茶を注ぐ手がふるえるけれど、知らないフリして冷めていく。
僕がただの障害者だとしたら、君なんかただのジャンキーだ。
僕が音楽中毒者だとしたら、君は天使のなりそこないだ。
どっちがどのくらい優れているかなんて言えないけれど、
君は今の自分に満足していなくちゃいけないよ。
僕は自分のことを判断するのが上手くないから、君の言葉で決めつけてよ。
◆
血を見るのが嫌だから、リストカットはしないけど、
時々自分の手や足を、空いている方の手を握りしめて、何度も何度も、力いっぱい叩いたりする。
それは、自傷行為の代償行為。(ややこしい)
指は壊したくないから、掌底を使って向こう脛をつよく叩いたりもする。
だけど、他人に暴力を振るわれるのは嫌だ。
僕のココロや身体を、他人の思い通りにされるのは嫌だ。
それは、僕の復讐だから。
復讐が全部終わったら、どうなるかなんて考えてみても想像しかできないけれど、
そして僕の復讐が終わるなんて想像することもできないくらいだけれど、
多分、僕を傷つけた奴ら全員、死んだ方がましだと思うくらいの目に遭わせないと納得できないけど、
そういうことが全部終わっても、僕はきっと幸せにはなれないよ。
誰かを幸せにすることができたら、それは僕の幸せに近いことかもしれないけれど、
多分、近いっていうだけ。
ジャストじゃない。
そして、ジャストを求めなくちゃならないことほど、無謀で不毛なこともない。
だいたいでいい、って思えるくらいの気持ちの余裕が欲しいと思うけど、
今の僕には、それができない。
2012.05.30 Wednesday
いつだって僕は、聴く人のことを考えないで歌を作っている気がする。
だから、僕の部屋には誰もいない。
それでもいいんだって思っていたけれど、
時々すごく、さみしくなる。
だけど、聴かせたい歌と聴きたい歌と、どっちを作りたいかって言ったら、
僕は絶対自分で聴きたい歌を作りたいから。
さみしくてもいい。
世界中で生きている人間が僕ひとりになったら耐えられないと思うけど、
そうなる前に僕が先に死んじゃう時がきっと来る。
さみしい、って思うのは、生きてる人の特権だよね。
いつかさみしさも感じられなくなるくらい、歓びも感じられなくなるくらい、
僕と君は遠く離れる。
だからその時になってから悔やむことのないように、
今のうちにたくさん泣いておければいいね。
人の涙はあったかいから。
それは、自由と引き換えにしてもいい何か。
それは、笑顔と引き換えにしてもいい何か。
だけど、生きていればなんとかなるなんて、嘘だと思う。
勝たないと意味がない、そんなことも、あるのかもしれないと思う。
勝つっていうことは、人によって意味が違うとは思うけれど。
それでも、悔しくて流す涙は、二度と負けないっていう誓いのようにむねを刺すばかりなんだよ。
2012.05.30 Wednesday
東京の西荻窪という街に、「雨と休日」というCDショップがあります。
僕はまだ行ったことはないのですが、webサイトを見る限り、すごく僕にとっては惹かれるお店です。
twitterもやっていらして、次から次へと素敵そうなCDを紹介してくれています。
「雨と休日」という店名のとおり、穏やかな音楽の集まるところなんだろうなー、
僕もそういうショップを経営できたらすごくいいだろうなー、と、想像をふくらませています。
そこで最近紹介されていたCDで、ひときわ惹かれたものが、
アンドレス・セゴビアというクラシックギターを弾いている人の、バッハの作品集です。
「なんだよまたバッハかよ」とか言わないでくださいね。
セゴビアという人は調べるほどに、クラシックギターを弾く人の中では二十世紀の中でも大御所のようで、
その業績に驚かされています。
早速Amazonで検索検索っと…。
ありました! 「雨と休日」で売っているものとまったく同じ、バッハの作品集!
こう言っちゃなんですが、Amazonの方がちょっと安い…、しかも送料がかからない…、
ということで、少し躊躇しましたがAmazonで購入することに決めました。
音源は、「雨と休日」のtwitterのリンクからでも、Amazonの購入ページからでも試聴できるので、
ぜひ聴いてみてください。(音は悪いですが…。)
村治佳織さんも、バッハを弾いているCDを出していますが、まずはセゴビアを聴いてみて、
それから村治さんに手を出してみたいと思っています。
どうして僕がこれほどバッハにこだわるのかは、上手く言えないんですが、
バッハの音楽は、現代音楽やミニマルミュージックにも多大な影響を与えていると思うのです。
(もちろん、バッハだけではないでしょうが。)
バッハを聴き込んで、現代音楽に戻るもよし、
現代音楽を好きになってから、バッハに回帰するもよし。
と言っても、音楽は根底のところでつながっていると思います。
それは、ヨーロッパだけの音楽ではなく、ジャズも、ロックも、ボサノヴァも、
その他、たくさんのフォークミュージックも。
2012.05.29 Tuesday
最近、睡眠リズムがめっちゃくちゃ。
夜型でもリズムがあればいいんだけど、今はそれすらないという始末。
友達との約束の時間が守れないのがいちばん困る。
そして夜中、身体の塩分濃度が薄まって気持ち悪くなる。
冷蔵庫になんにもなくて、歩いて数十メートル先の自販機にあわてて飲み物を買いに行く。
とりあえず、スポーツドリンクとコーヒーと炭酸のジュースを買って帰る。
明日は夜、予定があるけど、もう相当がんばらないと行けない。
目覚ましみっつくらいかけよう。
◆
でもいいこともあって。
夜明けの瞬間のむらさき色の光を見られたり、
家へ帰る途中らしい仔猫に出会えたり。
だけど僕の部屋の近くに住んでいるらしき人に出くわすのは、ちょっと恥ずかしい。
人見知りな上に被害妄想激しくなって、外へ出られなくなる、
かもしれない。
でも今は幸いそれどころじゃない。
まだ生きて、奏でなくちゃならない音があるから。
だから、まだ負けてなんかやらない。
嫌いな奴にも、自分にも。
2012.05.29 Tuesday
昨日、夕立ちがあった。
急に空が暗くなって、空気が湿っぽくなって、
「黒い雲がすごい速さで通りの上を横切る」
竜巻とか、落雷とか、そんなひどいことが起きさえしなければ、
夕立ちも結構楽しいんだけどね。
このまま梅雨になっちゃえばいい。
そして優しい雨と少しだけ涼しい夏が、僕達を包んでくれればいい。
「金のボタン、まるいこころのしるし」
そんな風にまあるく暮らす僕達の歌は、遠く遠く響くばかり。
君とふたりだけで暮らす夢をみた。
夢だから夢みたいで、泣きたくなるくらい綺麗な景色が眼の前に広がっていた。
風が吹いて、草がなびいて、陽が沈んでいくところだった。
こんな景色を作っている土や水が汚れているなんて、誰が思うっていうんだろう。
誰が僕達に、それでも生きなくちゃいけないなんて言えるだろう。
それでも誰が僕達に、幸せになっちゃいけないなんて言えるだろう。
◆
夜の魔法。
水の清さ。
夏は遥か。
星の明かり。
そんなものを頼りにしていれば、行きたい場所にたどり着ける。
早く夜になれっていう思う女の子たちの願いとともに、世界は今日も廻り続ける。
2012.05.28 Monday
一日の予定を全部クリアして、眠剤を飲む瞬間がすごく好き。
ごはんの前とかお風呂のあとにビール飲むのが好きな人はこんな気持ちなんじゃないか。
僕は、ビール飲めないからそういう時は水だけど。
ビール以外のアルコールは結構飲めるようになってきたんだけどね。
ちょっとつまんない。
苦いのが嫌。
醸造酒か蒸留酒か、って言ったら断然醸造酒。
でもビールだけだめ。
味覚がまだコドモなんだろうか…。
お菓子ばっかりたべてちゃダメかな…。ダメだよね。
分かってるんだけどねそんなこと。
◆
隣のアパートから夜な夜な聞こえてくる、
大人数の笑い声が癪に障る。苛々する。
そんな風に感じるのは、僕の方に余裕がないだけだと思うけど。
だからそんな時には、ヘッドフォンをかぶってシンセを弾く。
そして、実はもう告白しちゃうけど、この間TENORI-ON WHITE、買っちゃったんだ!
考えに考え抜いた末、ものすごく思い切った!
もう手元には届いてるけど、
その他にちっちゃなミキサーとかケーブルとか、必要なものを買い足さないとMacに接続できないので、
まだ音は出してない。
いろんなサイトで音を出している人の映像を見て、想像をふくらましてる段階。
早く音出したい。
いつか買ってよかったと、思える曲を作りたい。
2012.05.28 Monday
ここのところ、僕にしてはめずらしく遠出が多くてくたびれたけど、
やっと少し休めた感じ。
次の予定は、5/30夜、渋谷でフリクル×残響塾の交流会。
今はできるだけ、音もだちを増やしたい。
中には相性の悪い人もいるかもだけど、基本的には音楽が好きで仕方ない人が多く集まるので、
そんな人とは話せば分かる感じがして、それだけで嬉しい。
多分、夏場になれば出歩きたくなくなるので、こういう交流会に行くのはあと少しの間。
でも秋になったらまた行くと思う。
なんでもそうだけど、特に自分を見せる仕事は身体が資本だよね。
ココロの病気を患ってずいぶん長く経つけれど、
病院にかかる前から、ずっと僕はおかしいんだ。
10年かかってズタズタにされた心は、10年かけても治らない。
心に関しては台無しにするよりも、治す方がずっと難しい。
たくさんの人にお別れを言って、
ほんの少しの人と、大事な言葉を交換する。
さよならじゃない。
哀れみでもない。
それは君とお酒を飲みながら一緒にごはんをつくって、キスをしたあとに言ってあげる。
例えばきのこをどんな種類でもいいから、たっぷり、もう気が遠くなるほどたっぷり準備して、
ざく切りにして、オリーブオイルと塩と胡椒でよーく炒める。
それだけですごく美味しい一品になる。
僕は、付け合わせっていう言葉が嫌いで。
なんでこんなに美味しいものが脇役に甘んじなくちゃならないのか、理解できない。
肉よりきのことか豆とか野菜の方が好き。
僕をひろってくれた君には、僕のことをそう言ってもらえたような気がして、
なんだか救われたような気持ちになったんだよ。
おかしいかな。