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矛盾した涙

今度こそ、二月も終わり。

冬の終わり。大好きな季節の終わり。

また来年までさよなら。


君と離ればなれになったあと、そう時間が経たないうちに、

僕の命は闇と光の両方に祝福されていると知った。

闇は100%のつよい黒で僕を包んだ。

光は、遠くの方にほんの少し見えるだけだった。

でもそれは、君の命をすごく遠くから眺めているようで、

なんだかすごく、かわいそうに思えた。


そう思うのはつらいことではあったけど、だけど僕は後悔しない。

後悔するくらいなら、最初から相手を傷つけたりしない。

傷つけるなら、相手に憎まれる覚悟くらいしていなくちゃいけない。

それでも離れない相手なら、それでも好きって言い続けてくれる相手なら、

もしかしたら僕は泣いちゃうかもしれない。


めちゃくちゃなこと言ってるのは分かってる。

ただ、僕は君と付き合うことになった時、傷つけられることなんて全然構わないって思ってた。

同じことを相手に求めることはすごく愚かだけど、

そんな風に思ったのは、君だけだったんだ。

いつもごめんね。

守ってくれて、ありがとう。

 

 

 


Lucy | essay | 18:36 | comments(0) | trackbacks(0) |

天使たちのシーン

泣くだけだったら誰にでもできる。

だから、僕は好きな人の前では泣かない。


何日か前のこと、ある駅前の広場の上を鳩の群れが長い間、誰かが指揮しているように何回も旋回して、

そしてその群れは、指揮が終わったかのようにいっせいに電線に止まった。

それだけのことなのに、僕はなんだかとても泣きたくなった。


光とか、風とか、空気とか、やばかった。


その鳩の群れを見上げていると、

くるくる、くるくる、

空に堕ちていきそうな気持ちになった。



僕達がアタマの中に描く疑似空間やネットワークは、時に無限を思わせる。

少なくとも、無限という概念を想像することはできる。

どこまで行っても、何にも触れない。

それは多分、孤独の始まり。

きっと、想像力がなかったら孤独になることも孤独を埋めることもない。

でもきっと人間は、想像力をゼロにすることはできない。

どんなことを想像するかは、その個人、その状況で違うにしろ、

もしかしたら、なんにもいいと思えなくなるかもしれない。

生まれてこなければいいと思うことばかりかもしれない。

でも、好きな人の幸せを祈ることくらいはできるよね。

それなら、それは人に生まれてよかったって言えるんじゃないのかな。

ひとりも好きな人も信じたい人もいないとしたら、そして大事な想い出もないとすれば、

そしてそのことを忘れられないとすれば、それはその人が人に生まれた不幸だと思うけれど。


それは、言ってみれば僕にとっての中学高校時代のこと。

誰のことも好きじゃなかった。誰にも愛されていると思えなかった。

それが、その頃の僕にとってのただひとつのほんとうだった。

もしかしたら誰かが僕のことを想ってくれていたのかもしれないけれど、

僕に届かなかったんだからそれは無かったのと同じこと。


僕の今までを振り返っても、よく生きてこられたと思う。

これから先のことなんて、明日という日のことなんて、まるで見えやしなかったのにね。

 

 

 


Lucy | days | 03:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

永遠の野原

気持ちいいことって何。

気持ちいいことって何。

痩せた身体と、透き通る声。

でも、歌うのはドクターストップが出た。

てゆかそれは、早く治したいなら声を出さないのが一番の薬だということなんだけど。

昔からこんなに弱かったっていうわけでもないんだけどな

腹式呼吸が下手になってるのかな



君は青い色が好きだった。

君は青い色の服が似合っていた。

ターコイズブルーのカップが馴染んでいた。

君は、僕が痩せ過ぎなのを心配してくれて、いろんなところへごはんをたべに連れて行ってくれた。

当然ワリカンだったけど。

だから、っていうのもヘンだけど、僕はいつも君にすごく美味しいごはんを作ってあげたかった。

僕達はよくふたりしてお弁当を作ってはそれを持って、東京中の公園へ遊びに行った。

23区内はほぼ制覇して、都下の公園も、電車で行ける有名どころはほとんど行った。

楽しいだけの毎日を僕達は作って、綺麗なだけの風景を僕達は愛した。


どんなに消そうとしたくても、昔のことは変わらない。

だからもし今僕が死んだら、

僕は君にとって忘れられない人になれるのかもしれない。


恋人としてという意味でなら、恋をするのにふさわしい女の子や男の子に成長するのに、

実際の年齢なんて関係ない。

暗くて静かな部屋の中で、僕はひとりで大人になったんだ。

 

 

 


Lucy | essay | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) |

二月生まれ

短い二月も終わり、と思ったら、今年はうるう年であと一日あるんだね。


先日テレビで、北野武と宮根さんが出ていた、日本人を考える、っていうような番組を観た。

たまたま東北に旅行に来ていて震災に遭ったドイツ人の家族が、

いろんな日本人の親切を経て東京までたどり着き、パスポートを再発行してドイツに帰るまでの話。

と書くと簡単に聞こえるけど、

右も左も分からない異国の地で、あんな大きな地震に遭ったなんて、

そのドイツ人の家族はどんなにか心細かったことだろうと思う。

でもその時、日本人は分け隔てなく人を助けていた。

非常時なんて起こらないって信じた方がいいって、悪い想像なんて打ち消した方がいいって、

そんな風に僕は思ってる。

もちろん、それがゆるされない種類の仕事をしている人もいる。

ただ、いざ非常時になると、日本人はすごく行動的になると思う。


もうすぐ、震災から一年。

僕には祈ることと、ささやかな募金くらいしかできることはなかったけれど、

忘れちゃいけないことだと思う。



僕達は自分を大事にするように、誰かを大事にすることができる。

それが非常時だけじゃなくて、普段からそうできるといい。

誰かを大事にするのは自分のためだって、自分勝手な行為だって言うこともできるけど、

そんなこととは関係なく、それが誰かにとって嬉しく、貴いものであることには変わりない。

好きな人には優しくしたいし、優しくされたい。

それはとても嬉しいこと。

当たり前の話だよね。

日本人の奥ゆかしさを外国の人に理解してもらうのは難しそうだけど、

だから外国の言葉を、外国での愛情表現や感謝の表現の仕方を、僕は知りたくなるんだと思う。

 

 

 


Lucy | essay | 03:19 | comments(0) | trackbacks(0) |

歳をとっても

バンド組むなら、放課後ティータイムみたいなのがいい。

でもリアルで好きで、音楽的にお手本にしたいバンドは、PerfumeNavKatzeMetrofarce

僕は、作詞と作曲とヴォーカルと、シンセとお茶とおやつ担当ね。

友達にギター弾ける人がいるので、強制確保。(の約束をゆるくしている。しかもギターはレスポール!)

ベースとドラムは打ち込みでいい。

(本音を言うなら、ドラムは西条朱音さんに叩いてもらいたいが。)

あと、もうひとり友達に、音いじりに異常な興味を持っている人がいるので、

ミックスとマスタリングはその人に任せてもいい。

でも僕は自分でも一度はミックスまでしたいので、一曲作ればバージョン違いで二曲になる。

僕の声が治ったら、プロジェクト始動の予定。

うん、ほとんど冗談だけど!

冗談でなくするには、いろんな人の協力が嫌って言うほど必要だけど!



僕は女の子になりたいって散々書いてきたけれど、

男の人が好きなわけじゃないよ。むしろ苦手、嫌い、憎んでる。もちろん、全員をとは言わないけど。

正確に言うと、女の子になって女の子に愛されたいだけ。

それは腐女子の思考と逆のことを言っている。でも百合は好きだけど僕にとってはリアリティが足りない。

BLを好きな人の多くは、男になりたい、でも男に愛されたい、っていう思考回路だと思う。

 自覚しているにしろしてないにしろ、そういう要素はあると思う。)


綺麗な心を持っている人は、綺麗な顔と眼をしている。

綺麗と言うか、美醜はともかく、人を惹きつける顔をしている。

僕は、そうでありたいと思う。


絶望は、死に至る病。

だけど、希望と絶望は背中合わせ。

常に絶望しながら希望を忘れないように、僕は生きたいと思う。

 

 

 


Lucy | days | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

可愛いは正義。

最近の僕の肌はぱさぱさで、

最近の僕の服はぼろぼろで、

鏡を見るとなんだかすごく悲しい気持ちになる。


そんな時、まとめて洗濯して、少しだけ美味しいごはんをたべると、

なんだか簡単に幸せになる。

豪華なごはんと美味しいごはんは違う。

値段で言うと、一回のごはんに1,000円以上はかける気がしない。

普段はチョコレエトとコーヒーミルクで暮らしてる。だいたい300円以内。

仲の良い誰かと一緒にたべる時は別だけどもね。そんな時間はお金じゃ買えないからね。

髪切って身綺麗になったら、会いたい人がたくさんいるんだ。


前に、しゃわこみたいな髪型にしたいって書いたけど、

あれはすごく高度な髪の編み込み方をしていて、僕には再現不可能そうなことに気がついた

縮毛矯正をかけると、髪はほんとに見事にまっすぐになるので、

ちょっとそれは理想とは違うんだよね。

それよりはむしろ、今の髪質を生かして、毛先をぼさぼさ遊ばせたショートボブにすればいいかな、

なんて思うようになってきた。

ただ、そういう髪型は維持するのが大変なんだけどね。

縮毛矯正をかけると、もう何をやっても何日経ってもまっすぐだから、ケアは楽。

そんな風にどうしようか迷ってる間に伸び過ぎちゃったー。

もはや、美容院へ行くのが恥ずかしいくらい。

今の季節なら、外に出る時でもキャスケットとマフラーで髪が隠れるのでいいんだけど、

これから気温が上がってくると、そうも言っていられない。

やっぱりきっと、縮毛矯正かけることになるとは思うんだけど、髪型は美容師さんと要相談。


今年は、春服を着る機会がたくさんあるといいな。

毎年、春服と秋服を着る機会は短くて、ちょっとつまんない。

いちばんお洒落できる時期なのにね。

 

 

 


Lucy | days | 02:47 | comments(0) | trackbacks(0) |

meta art

僕は、人間も妖も神様も魔法も風水も陰陽術も科学も文化も文学も、

もう全部いっしょくたになってしまえばいいと思っている。

差別や不公平がこの世界にあるのは仕方のないことだとも思ってるけれど、

がんばったらがんばった分だけ、

何かを成し遂げたら成し遂げた分だけ、報われるべきだよね。

そうじゃなかったら、誰もがんばろうなんて、世界を今よりもっとよくしようなんて思わないよね?


だから、っていうのともちょっと違うんだけど、

僕はこれからももっとたくさん本を読みたい。そして自分の文章を書きたい。

そして同じベクトルで、もっとたくさん他人の音楽を聴いて、自分の音楽の糧にしたい。

簡単なことだよね?


僕は世間から見たら、障害者って言われる弱者だけど、

そのことと僕の作るものがどう評価されるかは、何の関係もないよね。

だから僕は、障害をテーマにモノを作ったりする気持ちなんかさらさらない。

もし自分が障害者だからと言って、障害をテーマにしたモノ作りをしようとする人がいたとしたら、

その人はそれ以外のことについては何にも作れなくなると思う。

永続的にアートに関わろうとするなら、あらゆる意味で勉強しなくちゃできないよ。


音楽のことだけを考えてみても、

静かな曲が好きだからってそういう曲ばかり聴いていたら、絶対に飽きるよね。

自分が聴きたいものを作るのか、

他人に聴かせたいものを作るのか、って言ったら、

僕はやっぱり前者だけど、それはやっぱりがんばりたいから。

そんな気持ちを、僕が好きな人にも分かってもらえるといいなって思う。

 

 

 


Lucy | essay | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) |

春が来る前に

明日は病院行って、耳鼻咽喉科も行って、市役所も行って。

忙しい。

生きることは本人にとってはフィクションにならないから。

どんなに能力があっても、好きなことばかりやって生きられるわけじゃない。

逆に言えば、どんなにきつい状況でも、何か楽しみがあれば生きていけるって思いたい。

うん、でも、ごめん、ちょっと嘘。

努力の方向を間違っちゃいけないと思う。

とかゆって、僕は結構間違ってきたんだけど。

間違わないと分からないこともあったって思うけど。

できないことは、がんばってもできないよ。

何ができて何ができないかは、早いうちに分かった方がいいに決まってる。

そしてできることの中で、いちばんしたいことをしよう。

自分のなりたい自分になろう。



最近、暖かかったり寒かったり、春が近づいてるなって思うけど、

まだもう少し待って欲しい。

毎年のことだけど、春は苦手。

桜が咲いて、日本中が綺麗なうすいピンク色に染まって、幸せそうな感じが街を包むけど、

どこか急かされているような気持ちになるよ。

アタマがどこか、狂っているような気持ちになるよ。

 

 

 


Lucy | days | 03:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
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