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コウカノオト オフィシャルブログ
2011.09.21 Wednesday
この世界にある筈の、宝物を探して僕達は歩く。
その宝物について説明するのは、少し難しい。
それは眼に見えない。
それは手でさわれない。
例えば夢と呼ばれる何か。例えば愛と呼ばれる何か。例えば力と呼ばれる何か。
そういうものも宝物かもしれないけれど、
僕が思っているものとは少し違う。
それは、それがないと誰も愛せない何か。それがないと息ができない何か。
それがないと生きていけない何か。
さみしいと死んじゃうのはうさぎだけじゃないんだからね。
ずっと一緒にいるなんて、約束できない。
一生愛し続けるなんて、約束できない。
ただ、今のこの瞬間だけは、僕と一緒に君に傷ついて欲しいんだ。
ごめんね。ひどいことお願いしてるって分かってるんだけど、
僕はそんなことでしか、愛の深さを測れないんだ。
でも君も、僕に同じことを言っていいんだからね。
そのくらい真面目に、君のことを考えています。
◆
どんなものが可愛くて、どんなものが美しいのかということを、
小さな僕は誰からも教わらなかった。
僕にそういったものを教えてくれたのは、もっぱら小説と絵本とオリーブだった。
綺麗な気持ちでいると、見た目も綺麗になるということ。
どんなに疲れていても、綺麗な水をごくごく飲むと、身体の中から綺麗になりそうな気がすること。
お洒落はいつだってスピリッツなんだよ。
ああ、いつか可愛い女の子になって、
その上で可愛い女の子と仲良くなってキャッキャウフフしたいな。