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約束の刹那

この世界にある筈の、宝物を探して僕達は歩く。

その宝物について説明するのは、少し難しい。

それは眼に見えない。

それは手でさわれない。

例えば夢と呼ばれる何か。例えば愛と呼ばれる何か。例えば力と呼ばれる何か。

そういうものも宝物かもしれないけれど、

僕が思っているものとは少し違う。

それは、それがないと誰も愛せない何か。それがないと息ができない何か。

それがないと生きていけない何か。

さみしいと死んじゃうのはうさぎだけじゃないんだからね。


ずっと一緒にいるなんて、約束できない。

一生愛し続けるなんて、約束できない。

ただ、今のこの瞬間だけは、僕と一緒に君に傷ついて欲しいんだ。

ごめんね。ひどいことお願いしてるって分かってるんだけど、

僕はそんなことでしか、愛の深さを測れないんだ。

でも君も、僕に同じことを言っていいんだからね。

そのくらい真面目に、君のことを考えています。



どんなものが可愛くて、どんなものが美しいのかということを、

小さな僕は誰からも教わらなかった。

僕にそういったものを教えてくれたのは、もっぱら小説と絵本とオリーブだった。

綺麗な気持ちでいると、見た目も綺麗になるということ。

どんなに疲れていても、綺麗な水をごくごく飲むと、身体の中から綺麗になりそうな気がすること。

お洒落はいつだってスピリッツなんだよ。


ああ、いつか可愛い女の子になって、

その上で可愛い女の子と仲良くなってキャッキャウフフしたいな。

 

 

 


Lucy | stories | 18:03 | comments(0) | trackbacks(1) |

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あなたに寄り添って、ゴロンと寝ている姿を想像できますか?トイレのしつけや習性や抱っこの方法など、うさぎ についての情報をたくさんお教えします。
うさぎと仲良く暮らす方法,2011/09/21 10:32 PM

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