君の眼で見よう。

  • 2012.05.12 Saturday
  • 17:10

記事のタイトルに使った言葉は、

昔書いて上演した戯曲のラストシーンの、登場人物ふたりで言う台詞。

細かいことは戯曲を全部読んでもらわないと伝えられないんだけど、

要は、お互いに相手の目線になって考えること、それをふたりの人間がまったく同じように思うこと、

その瞬間の歓びと、先に待っている絶望を表した(と僕は思っている)台詞。


ほんとうはね、戯曲っていうのは完全にフィクションでも完全にノンフィクションでもなくて、

なんか心でもやもやしているものを書くしかないものだと思っている。

少なくとも、そんな戯曲を書いた時点では思っていた。

今はね、演劇からはずっと離れて、離れていたくて、だから戯曲を書くこともなくなったんだけど、

それは単に、純粋に、興味がなくなったから。

もっと言えば、演劇が怖くなったから。

でも、人間には演劇が必要だとは思っているんだよ。

心から感動できた劇に出会えた人なら、僕の言っている意味を分かってくれると思う。

そんな劇にまだ出会えていない人には、残念だけど分かってもらえないと思う。


そして僕は、そんな劇に出会えたという記憶だけで、これからもやっていけると思う。

それは、これからも音楽をやっていけるだろうということ。

だから多分僕は、演劇にも音楽にも、もっと言うなら未来にも、絶望なんかしていないんだ。

少なくとも、絶望一色なんかではないんだ。

だから、てのひらにかすかに残った希望をたべて、音楽をやっていこうと思うんだ。



とかゆって、最近少しずつだけど、昔一緒に劇を作った友達と連絡を取り合うようになった。

全然全員なんかじゃないけど。

うん、なんかうしろめたくって。

僕は演劇に限らず、何かを辞める時には何も言わずに不意に辞める癖があって、よくないなと思う。

大学院も、恋愛も、ふたり以上ですることの多くのことで。

もちろん、そういうことをするにはそれだけの理由があるわけだけど、

説明する責任はあるかもしれない。

でもごめん! 実際問題、無理だけど!

 

 

 



コメント
無問題!
  • boku
  • 2019/10/30 9:28 AM
>bokuさん

初コメントですね!
ありがとうございます😊
  • Lucy
  • 2019/10/30 9:32 AM
あ、絵文字使えないんだわ。
少なくともスマホではー。
  • Lucy
  • 2019/10/30 9:34 AM
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